FROM MARCH 6-9 AT MATTER and SHAPE (2026) IN PARIS

MATTER and SHAPE (2026) の開催にあわせ、VEDAは、新作コレクション「SHAPED BY PERCEPTION」を発表します。

MATTER and SHAPE (2026) では、イタリアのBianco Carrara、日本の浮金石を使用したオブジェを展示します。本コレクションでは、「美しさは他者からの評価ではなく、自身の知覚によって形づくられる」という思想を軸に、石という永続性のある素材を通して、関係性の中で立ち上がる美の在り方を提示します。

SHAPED BY PERCEPTION

このコレクションは、時間と空間を超えて私たちの感覚と対話し、無限に変化する可能性を秘めています。
目にするもの、触れるもの、それらはすべて、個々の認識によって意味を獲得します。

日本では、千年以上前から、不完全なものに美を見出す文化が根付いてきました。欠けや揺らぎは、見る人の心の中で補われ、完成へと導かれます。その過程にこそ美が宿り、この哲学は現代の感性にも受け継がれています。

この思想はVEDAの美学にも深く根ざし、本コレクションの基盤となっています。
非対称的なフォルムや無秩序に刻まれた表面の凹凸は、視覚だけでなく、感触や光の移ろいによっても姿を変えます。相対的な完璧さを求めつつも、不完全さを残した造形は、日本の職人による手仕事で一点ずつ削り出され、継ぎ目のない唯一無二のオブジェとして少量生産されています。

素材には、イタリアのBianco Carrara、Botticino Classico、スペインのNero Marquina、日本の浮金石を採用しています。数百万年をかけて形成される石材は、限られた資源であると同時に、ひとつとして同じ模様や質感を持ちません。異なる地質の歴史を刻むその個性は、天然石そのものをデザインの主役とするVEDAの理念を体現しています。

手にした瞬間、その形は見る人の感情や思索を静かに反射しはじめます。自然、職人技、日本の美意識が交差して生まれたオブジェは、視線を注ぐひとときの中でそれぞれの解釈を浮かび上がらせ、静かに語りかけます。

“SHAPED BY PERCEPTION”—— 感覚が美をかたちづくる。それは、あなた自身の知覚が生み出す一つの旅路です。